1961年ニューヨーク州アミティヴィル生まれ。

彼の母親は薬物依存症、父親はアルコール依存症という暴力や虐待に満ちた家庭に生まれる。7歳の時に弟を交通事故で亡くすことをきっかけにおじの家に預けられ、彼はそこで性的虐待を受ける。「自分はダメな人間」と思い続けていたが、アンドレ・クラウチのバックシンガーだった叔母に導かれ、9歳でイエス・キリストを救い主として受け入れる。彼は当時を振り返り「当時は友達もいなく、教会とゴスペルが僕の生きる支えであり、安らぎの場だった」と語る。

10代で数人の姉妹と共にザ・マクラーキン・シンガーズを結成、続けてニューヨーク・レストレーション・クワイヤを結成し路上や刑務所でのコンサートを中心に活動を行う。その後、ワイナンズのリーダーであり現在デトロイトのPerfecting Churchの牧師であるマーヴィン・ワイナンズとの出会いを通して、1989年から彼の教会の副牧師となる。

牧師としての活動の傍らゴスペルシンガーとしての活動も行い、1996年にソロデビューアルバム"Donnie McClurkin"をリリース。そのアルバムは、ステラー賞を受賞し、グラミー賞、ドーヴ賞にもノミネートされた。その後、1998年に制作された映画"Prince of Egypt"のサントラ盤に参加、その曲でもステラー賞『男性ヴォーカリスト・オブ・ザ・イヤー』など2部門を受賞。そして2000年にリリースしたセカンドアルバム、"LIVE IN LONDON AND MORE"は、100万枚を超える大ヒットとなり、ビルボードゴスペル部門のヒットチャートNo.1、ステラー賞『男性ヴォーカリスト・オブ・ザ・イヤー』『アーティスト・オブ・ザ・イヤー』など6部門に渡り受賞、また同アルバムの"We Fall Down"はドーヴ賞を受賞するなど、文字通りアメリカゴスペル界のトップシンガーの1人となった。

このように人気が絶頂であった2001年には、自身が被虐待児であったことを赤裸々に綴った自伝『Eternal Victim / Eternal Victor (邦題:ドニー・マクラーキン ストーリー 暗闇から光へ)』を出版し、ゴスペル界内外からの大きな反響を呼んだ。2003年にリリースした『...Again 』では、ビルボードゴスペル部門のヒットチャート1位、グラミー賞最優秀コンテンポラリー・ソウル・ゴスペル・アルバム賞を受賞した。また2005年にリリースしたライブアルバム『Psalms,Hymms and Spiritual Songs』も、グラミー賞最優秀コンテンポラリー・ソウル・ゴスペル・アルバム賞を受賞、またビルボード12位、同R&Bチャート5位、同ゴスペルチャート1位となる。2001年にニューヨーク州ロングアイランドのPerfecting Faith Churchの牧師となり、それ以降同教会の牧師を務めながら、ゴスペルシンガーとして幅広く活動している。

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